※ネタバレ込みで書いていますので、未クリアの方はご注意ください。
~前書き~
ゼルダの伝説 スカイウォードソードHDをクリアしたのでその感想です。
元のWii版が2011年11月発売。今回のSwitch版が2021年7月発売です。約10年の時を経てHDリメイク化された訳ですね。
当時私はWiiを持っていなかったですし、ゼルダシリーズに触れたことがなかったので、いつか遊んでみたいなーとは思っていましたが、遊べずにいた作品でした。そんな作品がこうしてSwitchという神ハードで遊べることに感謝しかありません!
…正直な話、興味がある作品だったが故に、何年か前にYouTubeでWii版のゲーム実況動画は既に見てました。なのでダンジョンのギミックは覚えてないけど、ストーリーやラスボスは分かってるという様な…初見プレイであって初見プレイでないような初見プレイでした。
〇私のゼルダ感の紹介
私は「ブレスオブザワイルド」でゼルダの真髄を知り、そのあと「時のオカリナ」を遊んだら「時オカ」があまりにも、あまりにも面白くてゼルダのことが大好きになり、ゼルダシリーズの虜になりました。改めてになりますが、ゼルダの世界観の最初の物語となるこの作品が遊べて本当に嬉しいです。
(あぁ、いつか「風タク」や「トワプリ」も遊びたい…!というかゼルダシリーズ全部やってみたい…!!)
自分がゼルダを語る上で「時オカ」は絶対に外せない要素になってしまったので、ちょくちょく「時オカ」の話題が出てくると思いますが許してください。
- 全てがダンジョン
- 謎解き・ボス
- その他
1.全てがダンジョン
スカウォをプレイしていて一番思ったことです。このゲームのマップってスカイロフトを拠点として、森・火山・砂漠と大きく3つに別れてます。逆に言えば3つしかないんですけど、この3種類の拡張性がすごいというか、リサイクルして何回も使い回すのが一番すごいなと思いました。
時のオカリナの時はダンジョンを一つクリアしたら新しい場所に行ける→またダンジョンを一つクリアする…というようにダンジョン→道中→ダンジョン→道中…とクリアしていく流れでした。ですが今作は道中の仕掛けをクリアしてダンジョンを出現させる仕組みだったので、ダンジョン→ダンジョン→ダンジョン→ダンジョン…というようにマップ全部がダンジョンのようになっていたイメージを受けました。(これについては砂漠の時空石や火山の水運ぶミッションが特に顕著かと!)
それに、サイレンや勇者の詩集め(※砂漠は除く)では一度クリアしたマップを、マップ自体はそのままに様子を180度変えてもう一度遊ばせるんですよね。ここの技術力というか、発想力には驚きました。
謎解きたくさん遊べて嬉しい~!という気持ちの反面、道中長くてめんど…早くストーリー進めさせてくれ!という思いもありましたが、ゼルダらしい謎解きをこれでもかと詰め込んだ面白い作品でした。
2.謎解き・ボス
ダンジョンの謎解き。簡単…とまでは行きませんが難しくはなかったです。時のオカリナを遊んでいた時はダンジョンに入る度に毎回仕掛けに悩まされて嬉しい悲鳴をあげていましたが、今作はダンジョン内で詰む事はなく、一つ一つ順番に謎解きをクリアしていけばボス部屋までたどり着けました。
大地の神殿の壊せる壁だけは壊せることに気が付かず、かなり悩んでしまいました。女神の塔も少し難しかったですが、最後のダンジョンですから当然ですね。
ボスもそこまで難しくはなかったです。…ですがダ・イルオーマ!お前は許さん!
それにスカウォのアイドルこと「封印のされしもの」、こちらも見かけによらず強かったですね。負けることはなかったですが足元の範囲攻撃がかなりキツく、毎回ギリギリの戦いでした。さすがラスボスの幼体(?)といったところか。
そして最終決戦、終焉の者さん!
カッコイイーッ!
やっぱりゼルダのラスボスと言ったらガノンドロフですよね!こいつはガノンじゃないけど。でもガノンっぽい!
マスターソードに雷を貯めるギミックは知っていたので困りませんでしたが、第1段階の剣でやり合うところは仕組みが分かるまで結構ダメージを受けてしまいました。
そして最後に女神と魔王、そして勇者の宿命を語り呪いを残して消えていく終焉の者さん。ここからリンクとゼルダ、そしてガノンの運命が始まるんですよね…
ここで思ったのですが、もしリンクがこの時女神パワーで完全に終焉の者を倒しきれていたら別の世界線が生まれそうだなとか思いました。(それだとゼルダの伝説のお話が生まれなくなってしまいますが…。)ラスボスを倒しきれないとはいかにもルート分岐っぽかったので少し思いました。
3.その他
細かい点になるかもしれませんが、個人的に気になった点を書いていきます。
〇リンクが普通の青年
トライフォースを手に入れた女神に選ばれし勇者は普通の青年ではないんですけどね!!
生まれが特別なだけで、中身は普通の青年リンクくんなんですよね。騎士学校に通うねぼすけさんの男の子ですし、ロフトバードの訓練もサボりがちだったらしいので性格も真面目ではなさそうですよね。もう完全に才能だけでロフトバード乗り回してますね。ゼルダが囚われた時や封印される時は感情を顕にしてましたし、その後は落ち込んでもいました。最近の最初から覚悟ガンギマリな騎士リンクとは違って表情豊かなリンクが見れてよかったです。
〇ハイリアの盾の入手が独特
リンクの武器と言ったらマスターソードですよね!その次にリンクを代表する武器と言ったらハイリアの盾になると思うのですが、ハイリアの盾ってマスターソードと比較して不遇じゃないですか?全然目立たないし普通に店売りしてるし…。もっと伝説の盾扱いされてもいいと思います。
私はゼルダを遊ぶなら絶対にハイリアの盾は外せないと思ってまして、ブレスオブザワイルドでは壊れる可能性があるのはものすごく嫌でしたが、ラスボスのガノン戦にはマスターソードと一緒に装備して行きました。
今作では店売りはなく、ラネールから挑戦できるボスラッシュの報酬でゲットできます。ですが、何故か「8連勝した時のみ」という条件。全部クリアしたらでよくないか!?しかもラネールからはボスラッシュに挑戦するか?と聞かれて、はいorいいえで答えるのですが、「はい」を選択しないと報酬はハイリアの盾だよって教えて貰えないんですよね。エンディングまでクリアしたけどハイリアの盾をお目にかからなかった人もいたんじゃないだろうか。もっと目立たせてもいいと思いました。
〇コンプ要素
ハートは20個でコンプらしいですが、19個しか集まりませんでした。原因はルーレッ島のミニゲーム。他にも女神キューブの取り逃しとかはありましたが、この輪っかくぐりのミニゲームがクリア出来そうになかったので諦めてしまいました。
感謝の気持ちは全部ゲットできました。スカウォのサブクエは簡単でいいですね。モルセゴさんは無事に人間になることが出来ました。
~最後に~
ということでゼルダの伝説 スカイウォードソードHDの感想でした。何度も繰り返しになりますが、ずっと遊びたかったこのゲームをSwitchで遊べてよかった!女神ハイリアと勇者、魔王の因縁を知れたので満足です。
最後まで読んでくださりありがとうございました。今回は短めにするつもりだったのに結局長くなってしまいました。続けるためにももう少し適当に書いてもいいのかもしれない。
ゼルダはいつか全作遊びたいですね。それでは。