※ネタバレ込みで書いていますので、未クリアの方はご注意ください。
~前書き~
みなのもの~!おはこんハロチャオ!🧲⚡️
ささだんごです!
今回はポケモンスカーレットをクリアした感想です。今年初めてのブログ投稿になります。明けましておめでとうございます!?
12月中旬から始めたものの、年末年始が死ぬ程忙しかったのと対戦の準備等々でクリアしても感想がなかなか書けなかったのですが、やっと余裕が出てきたので書きました。
プレイ日記的に書いても良かったのですが、スクショが大量にある為、「チャンピオンロード」・「レジェンドルート」・「スターダスト★ストリート」、そして「ザ・ホームウェイ」の感想をそれぞれ簡単にまとめました。
筆者のポケモンプロフィール↓
ポケモン歴は16年くらい。シリーズ本編はほぼ全てプレイ済みです。新ポケモンやトレーナー、BGMを味わいながらストーリーも毎作楽しんでプレイしています!一番好きなタイトルはBW。
クリア後には対戦・厳選もやりますがガチではないエンジョイ勢。そんな感じの一般ポケモンオタクの感想になりますのでよろしくお願いしますです。
目次
1.チャンピオンロード
まずはチャンピオンロードから!ジム巡りをしてバッジを集めながらポケモンリーグチャンピオンを目指す、いつものやつです。
初っ端からアレなのですが、3ルートある中でチャンピオンロードは一番微妙だったかなぁという感想です。
これはプレイスタイルに寄るとは思いますが、ポケモンSVは寄り道し放題なので自然と手持ちのレベルが上がるんですよね。なのでジム戦が簡単になってしまうので、ちょっと手応えがなかったなぁという印象でした。今までのポケモンシリーズでもその傾向はありましたが、SVはより顕著になってたという印象です。
シンプルにオープンワールドのシステムと、ポケモンのレベルさえ高ければ攻略出来るジム巡りが合わなかった…のだと思います。
せめて持ってるバッジ数に応じてジムリーダーの手持ちレベルが変わる方式だったら面白かったのかもしれません。
ただ、微妙だったのはあくまで手応えの話。ジムリーダー周りの設定や演出に関しては流石ポケモン!面白かったです。
今作も個性的で濃いジムリーダーや四天王達が登場しました。私はアオキさんが一番好きです。
今作は四天王がかなりピックアップされていたのが好印象。みんな大好きハッサク先生やデキるキャリアウーマンのチリちゃん等々!
四天王って今までは基本「個」でいることがほとんどでしたから、四天王同士で絡みが多かったのは嬉しいところ。1戦毎に台詞が用意されているのもかなりの拘りを感じました。なんで1回しか挑戦できないんですか?
最後に、チャンピオンロードの中心キャラであり、ライバル枠であるネモについて。
戦闘狂キャラという、今までありそうでなかったキャラクター性。シリーズ全体で見てもかなり奇抜なトレーナーになったと思います。
強すぎる実力故に手加減してる…という設定ですが、例によってプレイヤーにとってはあまり強さを感じられなかったり、結局前回の宝探しでパートナーだったポケモン何だったのとか、設定止まりで色々と残念な部分もある彼女ですが、個人的には深掘りすると味が出るキャラだと思っています。
強すぎる故に孤独・怖いもの知らず・実はお嬢様・独占欲強い…本人の性格は明るいですが、影が見え隠れするのは気のせいでしょうか。
ただ、ネモ自身は宝探しでライバル(主人公)という「宝」を見つけられた訳です。ライバルとは互いに競い合い、切磋琢磨し合う存在ということ。
ネモの物語はここから再スタートするんですよね。主人公の他にも、ペパー、ボタンという仲間を加えて。孤独だったネモに友達が出来た。
この先が語られてないのが良いですよね。3ルート全てに言えることですが、希望的な終わり方をするので、「ここから先はご想像にお任せします」されるのも悪くない。
2.レジェンドルート
このゲームを遊んでペパーのこと好きにならない人いるのか?と思うくらい魅力的なトレーナーになったペパールートです。
ストーリー自体は大好きな家族(マフィティフ)を病気から救うために奮闘するという王道モノですが、ヌシをクリアする度にペパーの繊細な心情が少しづつ描かれて、彼に対する理解が深まっていく過程が非常に良かったですね。
マフィティフが明確に体調良くなっていくのもグッド。分かりやすい。亡くなるオチにならなくて安心しました。
それに、とにかくでっかいヌシポケモンも魅力的でしたね!(強くはなかったですが…)
大きいポケモンというのはそれだけで怖いですし、迫力があって大好きです。遠くから見てもグラフィックが表示される辺り、ゼルダBOWの神獣っぽくもありましたね。
個人的には偽竜のヌシに挑む際、一番最初にヌシシャリタツに話しかけてしまって他のシャリタツの台詞が聞けなかったのが唯一の心残りです。オレスシ聞きたかった…🍣
最終的なペパーの手持ちが今まで彼が捕まえたポケモンオールスターメンバーだったのも気持ちが良かったですね。ゲット&リリースをせずに、ちゃんと育ててる。今までのゲーフリだとメンバー総入れ替えや手持ちが3~5体だけとか普通にやってた思うのでナイス判断でした。
3.スターダスト★ストリート
3ルートの中で一番面白かったです。
不良集団を懲らしめる話かと思いきや、いじめ被害者の人達の青春と更生という非常に踏み込んだ内容でした。
現実世界でもいじめは兼ねてから社会問題になっていますが、未だにタブーされがちな話題。ポケモンを遊んでいる子供達の中にも現在進行形でいじめに合っている人はいるはずです。それをポケモンで取り扱うとは驚きました。よくやったなと。(褒めてます)
ただ、デリケートな話題でありながら学校に行けない・馴染めないという事や、いじめっ子を返り討ちにするという夢のある内容、共感出来る人も多かったのではと思います。
これは個人的な意見なのですが、大人になってもポケモン遊んでる人間で学生時代に嫌な思いしなかった人いないだろ!!とも思います。(言い方ァ!)
大丈夫、私もその一人ですから。学校は嫌でしたし、家でゲームやったりポケモンのDVD見てる方が楽しかった子供時代です。
このゲームのストーリーは「宝探し」がメインですが、スター団の皆さんは「仲間」という宝を既に見つけているんですよね~。ここ尊いポイント。
戦闘面での話になりますが、スター団めちゃくちゃ強くなかったですか!?
特にメロコとシュウメイ、各スターモービルが強かった。シュウメイ戦に至っては旅パがほぼ崩壊し、元気の欠片といいキズぐすりを連打してました。ストーリーでこの動き久しぶりにやったわ…w
仲間がいるということ、守りたいもの(スター団)があるので強さも比例するという表現が形となっていました。熱い勝負をしたい自分にとっては幹部戦はかなり楽しかったですね~。あとBGMも最高。
ボタンとの最終戦後にみんなで集まってワイワイしてたのも良いシーンでしたね。スター団のその後やボタンのその後のストーリーについてもちゃんとフォローが描かかれているのポイント高い。さすが生徒思いのクラベル先生の計らいです。
ん?クラベル先生?
ストーリー序盤に自宅にポケモンを届けてくれるというトンデモ生徒思いな校長先生でしたが、まさかスター団の問題に自ら介入し、何故彼らがスター団となったのか、何故学校に来ないのかを確かめる為に奮闘するとは思いませんでした。
しかもスター団から本心を聞くために変装までするという。普通先生がそこまでしないって!それに校長先生なら尚更だよ!生徒思いが過ぎる、素敵な校長先生でしたね。
おっと オレの正体に ついては
お口に ジッパーで 頼むぜ
4.ザ・ホームウェイ
※ここまでで「実はまだポケモンSVクリアしてないんだけど、先に感想見ちゃお」と軽い気持ちで読んでくれてる方がいたら注意です。ここだけは絶対にネタバレ回避したほうが楽しめますよ!!
結論から言うと、ポケモンSVで一番に面白かったです!ポケモンの魅力は新ポケモンやトレーナー、対戦など色々ありますが、SVに限っては「ザ・ホームウェイ」のストーリーが一番面白かったです。楽しかったし、ドキドキもしたし、哀しくもありました。
私個人の場合だと、今作は発売から1ヶ月経ってからのプレイだったのでネタバレを踏みまくっていた為、新ポケモンに会った際のワクワクが減衰していたり、スター団のストーリーは良かったけど、ジムのレベルが固定だったのでせっかくのオープンワールドをあまり楽しめなかった…というのがプレイ途中の感想でした。
が、「ザ・ホームウェイ」のストーリーが良すぎて全てを許しました。
本来相容れなかったはずのネモ・ペパー・ボタンの3人が主人公を通じて出会い、4人で未知の世界を冒険するという。点と点が繋がりカタチになる、まさに青春の1ページ。
3人の掛け合いの中で明らかになる彼らの設定。そして仲良くなっていく姿。二次創作大好き人間としては最高ですね!!
そしてエリアゼロは昼固定な為、常に景色が良い。(人間が干渉していない自然) そこに住む未知のポケモン達、廃棄された研究施設とそこで明らかになる過去。マップがない為、オープンワールドでの探索・冒険してる感が凄まじい。
もうね、全てにおいて最高!!気持ちが良い!
最高じゃないのはピクニックが出来ない点とウルガモスの出現率くらいですよ!
しかし残念だったのはペパーのご両親のこと。
ずっと探してた人が実は物語が始まる前から死んでいた…という展開はRPGではよくある話ですが、ポケモン本編で登場人物が明確に死んだと明言されるのは珍しいですよね。あのフラダリさんでさえぼかされたのに。
ペパーに突きつけられる残酷な事実。正直終盤はペパーのことが気が気でなかったですが、その後のストーリーで何重にもフォローされていたのでダメージは最小限で済みました。
彼も何とか吹っ切れたようで何よりです。というかペパーだけ両親不在・唯一の家族のマフィティフも病気で死にそうだった、と彼だけ異常に重い人生歩んでませんか??因みに「博士の息子」という事実は変わらないので、周囲からはこれからも親の事を言われ続けるのでしょう。ペパーをこれ以上曇らせないで!
そんなこんなで最終決戦は未知のポケモンを繰り出してくる博士AIとのバトル。
施設の最奥がポケモンXYのヒャッコクシティの日時計、そして最終兵器と似ている点もファンサービス要素・考察要素として嬉しいポイントでしたね。
タイムマシンの機械がゲームボーイ風でカセット(スカーレットブック)を差し込んだら博士が出てくる、という粋な計らいも。
どこまで嬉しい要素を詰め込んで来るんだよと。
因みに私は最後はエリアゼロを4人で冒険し、最終的には博士AIがラスボス…というのまではネタバレを踏んでしまっていたのですが、楽園防衛プログラム戦まではネタバレを踏まなかったので、最後の最後で嬉しい思いが出来ました。
楽園防衛プログラム戦、背景の赤一色が非常にカッコよかったです。ボタンの「コライドン、こらえてー!」の掛け声と共にこらえるを発動させて逆転するコライドンの姿は非常に熱かったですね!
そして博士とのお別れ。
「この先はご想像にお任せします」エンドが気持ちよく決まりました。
ペパーのご両親の件だけは本当に残念だったけど、最高の冒険になりました。4人はこの思い出をきっと忘れないでしょうね。
5.最後に
最後まで読んで頂きありがとうございました!ポケモンスカーレット、楽しかったです。
オープンワールドの初めてのポケモン、ということでまだ開拓途中な部分も多数ありましたが、上記でも書いた通りスター団のストーリーと「ザ・ホームウェイ」は最高でした。
ただ、個人的には今作ネタバレを踏み過ぎて100%楽しむ事が出来なかったので、そこだけは本当に残念でした。次作以降は絶対に発売日から遊ぼう…と強く実感しました。
唯一改善して欲しい内容を挙げるとすれば、ゲーム内の時計について。冒険するなら昼の明るい時間が良いので、次回作は時計を常に見えるようにするか、剣盾の時みたいにストーリー中は時間固定にして欲しいです。SVではゲーム内時間の確認が出来る場所が学校の教室かチャンプルタウンの宝食堂しかなかったので中々に不便でした。ただ、チャンプルタウン自体は孵化厳選しやすいしアオキさんいるしで結構好きです。パルデアのホームタウンです。
最後に私が各イベントをクリアした順を載せておきます。レベル順に挑もうと説明文を読んで頑張りました。やっぱり推奨ルートの案内は欲しいかな。
それでは!